頑張って掘りました。

今シーズン最初の潮干狩りは博多湾のアサリのポイント。
天気は良いですが風が冷たい。

200312-2.jpg

ここは3、4年ぶりですね。
ちゃんとした駐車場が使えて、トイレや水場もあるので家族連れなんかを案内するときに以前はよく来てたんですが、まあこのところ博多湾のアサリ全般不漁続きなので来てませんでした。
今回も調査というか様子見の意味合いが強いですね。

最初に掘り始めたところでまあまあのサイズがコンスタントに出てきたので、「お? 今年は調子良いのか?」と思ったのもつかの間すぐ出てこなくなり、、、あちこち移動しつつ探索してもどこも似たような状況。
まともなサイズのがたま〜に出てくるのは出てくるんですが、まあ少ないですね。

3時間超ひたすら広範囲を掘りまくってなんとか2kgほど確保。

200312-1.jpg

今シーズンも厳しいのかなあ。
まあ今後増えてくる可能性もあるので何度か様子見には来るつもりですが。


夜は早速、キムチと野菜たっぷりの酒蒸しで。
ご馳走様でした。

200312-3.jpg

カイカキ2020年版のグリップ

え〜、いろいろありまして、
カイカキのグリップをこれまでのシリコン型を使った注型から金型を使った射出成形に切り替えました。

まあ以前から品質にいまいち納得できなかったりとか、生産量と納期が思ったようにいかない(これが一番問題なんですよね、なにせ季節物の商品なので。)とかの問題があって検討はしていたものの、とにかく金がかかる!ってことでまだ無理かなあと躊躇してたんですが、今回なにかと使えるメーカーさんが見つかったことでなんとか実現しました。

そのメーカーがこちら。
PROTOLABS
神奈川の会社です。

今までは地元福岡の業者で探してたんですよ。
モノの製造ってなにかと細かい調整が必要だし、こっちは樹脂成形についてはほとんど素人だし、やっぱり好きなときにちゃんと対面で打ち合わせのできるところじゃないとって思ってたんですが、ネットで見つけて試しにCADデータ送ってみたらもうね、一瞬で吹っ飛びました。

今までやりとりしてた福岡のメーカーと比べて格段にわかりやすくて、なにより話が早い。ここの持ってる解析システムによるところが大きいんですが、射出成形の際に生じる問題点をCADデータ上で超具体的にその原因や解決方法まで含めて指摘を受けて、同時に樹脂の種類や表面仕上げに連動した見積りも受け取れて、たまに必要があれば担当者と電話で打ち合わせ、さらにそれをふまえてデータを修正して再送すると、またすぐに解析結果が受け取れる。成形上の問題を解決するだけじゃなくて、デザイン上の調整とか金型費を安くするための変更とかも色々やって最終的にデータを4回更新して発注可能な状態になるのに20日もかかりませんでした。

そうそう、それと金額でいえば金型費もパーツ単価も他のメーカーと比べるとたぶん半分以下になってると思うんですが、これでようやく今までと同じ値段で商品を提供できる目処が立ったわけです。今まで他のメーカーに話を聞いては「やっぱ無理なのか〜、、、」とグダグダ悩んでたのがホント無駄な時間でしたね。

というわけで最終的に発注した形がこれ。

grip20-6.jpg

ちなみに使ってるCADは建築関係のみなさんにはおなじみのVectorworksです。建築ではさすがにここまで曲面を組み合わせた造形をすることはないですけど、まあやってみると案外ちゃんとできましたね。

射出成形特有の抜き勾配を付けるとかアンダーカットをなくすとか細かな修正はあちこち入っていて、それはそれでなかなか骨の折れる操作をしてるのですが、一番大きな変更は正面の扇型の真ん中にあったクレーターがなくなったことでしょうか。それと刃を取り付けるビス穴はどのみちドリルで整えるので位置決めのマークだけに省略。この2点は金型に入れ子とか横スライドを仕込む必要があったのを無くすための変更で、このおかげでン十万円の節約になりました。

あとこれで完全に納得出来てるかというと実は妥協したところもあって、無くしたクレーターにも関係するのですが扇型中央部にどうしてもヒケと呼ばれる凹部が生じてしまう問題。あとで実物の写真を見たらわかると思いますが、これはグリップの基本形状からして仕方のない現象で、最初の解析から散々指摘を受けていろいろ検討はしたのですが、抜本的に形を変える以外にはなにか造形的に誤魔化すしかなく(つまりクレーターがあれば誤魔化せた)、それには金型の横スライドが必要。なのでコスト面から泣く泣く諦めることに。

とまあこういう諸々が解析結果を見てすぐ判断できるのはホント大きいですよね。

そして発注して20日ほどで納品。

grip20-1.jpg

個数チェック後の状態。
(別にこんなぐちゃぐちゃで納品されたわけじゃないですからね。)

使用した樹脂はABS。
実は昨年グリップを強化した際に使ってたのは2液性ウレタン樹脂の中の「ABSグレード」(要はABSと同等の強度を持ったもの)と銘打ったものだったのですが、今度はホンモノのABS樹脂です。そして射出成形ですからいわゆる熱可塑性樹脂になります。温めて液状になった樹脂に圧をかけて金型に注入し、冷えたら固まるというもの。

ということは、、、、こういう物も使えますね。

grip20-4.jpg

焼きゴテ。

よく饅頭とか革細工とかに焼印を押すやつですが、樹脂用に温度調整機能が付いたものがあったのでそれを入手しました。

ロゴを入れるのはCADデータを修正してる時から考えてたのですが、入れる場所によってはやはり金型に入れ子や横スライドが必要になってコストが跳ね上がりますし、今回射出成形に移行することでなにかこう「手作り感」が失われるみたいなちょっと残念な気持ちもあったので、こういう方法を採用してみることにしました。

ビス穴を開けてロゴを押すとこんな感じ。
ヒケも気になるといえば気になりますが、使用上は特に問題ないしまあこんなもんでしょ。

grip20-3.jpg


さすがに品質のバラツキがほとんど無いので二次加工も機械的にサッサと終わらせて、今年の分は準備完了。

grip20-2.jpg

こう一気に揃うと気持ちがいいですねえ。

あけましておめでとうございます。m(_ _)m

みなさま
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。



例年通りカイカキ作りで年越し。

200102-1.jpg

昨年はまあ途中いろいろあって目論んでいた本数を売ることができず、作業途中のまま放置してた部材があるので、今シーズンはその分の仕上げからスタート。
それが終わったら奥に見えてる今年分の材料に取り掛かります。
今回はFBを安くカットしてくれる業者を見つけてそこから仕入れてみました。
手間がだいぶ減って助かります。

そういえば特に仕様変更なしでシーズンを迎えるのは初めてかもしれない。
製品としても製作過程にしてもだいぶこなれてきた感じはしますね。
ただし限界もいろいろ見えてきてるので、開発は相変わらず続きますが。

ところで某工房に依頼してあるグリップはちゃんと出来てるんでしょうかね?
ちょっと心配。


ホームページは年末にリニューアルしました。
https://www.kaikakishop.com

多少見やすく、というかリンクが分かりやすくなったんじゃないでしょうか。
中身はほとんど変わってませんが。


でもなんだかんだ言っていちばんの問題は、肝心の貝が採れるかどうかです。
あちこち不漁続きですからね。
さて今年はどうでしょう。

今シーズン最後かな。

他にまともに採れるところもなく、結局今シーズンの締めはまた某ハマグリの海域へ。

まずは今まで入ったことのない干潟。

ここも干潟に降りてから少し歩くのですが、行ってみると砂の質がちょっと思ってたのと違っていまひとつ。まあ部分的にいそうなところはあって、頑張って掘るとポロポロと出てはきますが、ん〜それほど有望な感じではないですね。

ここでは4個だけ。

190610-1.jpg


もう1ヶ所地図を見てあたりをつけてたところがあったのですが、ここは行ってみると昔に干拓?し損なった感じで、石積み堤防で仕切られてました。結構こういうところ多いですね。一応堤防を超えて海水の行き来はあるので掘ってはみましたが、やはり出てこず。


というわけで最後は前回見つけたポイントに入ってしばらく掘りました。

190610-2.jpg

ここはサイズも良いですが殻が綺麗なのが良いですねえ。
この海域では珍しいです。



さて今シーズンはこれで終了です(たぶん)。
来年はたくさん採れると良いな〜

熊本も相変わらずですね。(- -;

他がダメダメなので、僅かな望みに賭けてというか、まあシーズン中一度は行って様子を確認しておきたいということもあって、遠路熊本まで行ってきました。

宇土半島のハマグリのポイント。

雨上がりで対岸の雲仙(普賢岳)がくっきり見えますね。

190529-1.jpg

入漁料徴収のおじさんに聞いてもハマグリはあんまり採れてない様子。しかもそのおじさんが最初案内してくれたポイントはやっぱりほとんど出てこず、その後別のポイントに移動してウロウロ探し回った結果、なんとか飽きない程度に出てくるエリアをみつけました。この広い干潟の中でわずか3、40坪ぐらいの範囲ですね。といっても実は過去にそこで掘ってるからわかるんですけど。

しかしホントに同じ場所に固まるものですね。
なにが他と違うのか未だにさっぱりわかりません。


まあまあ頑張って掘りましたけど2kgがやっと。

190529-2.jpg

大きさもほぼ全部3cmクラスで、4cm超えは数個という状況。
やっぱ厳しいなあ。

ここのはツヤツヤしてて綺麗なんですけどね。

カイカキなんか作るちょっと前ですが、ボロボロ採れてた時期が2、3シーズンかな? あって、まあその時に初めてハマグリをまともに掘って味をしめたんですよ。有明海ってスゲーって。それまで他にハマグリ採れるとこ知らなかったし。ですがその後さっぱり採れなくなって、だけどまた何年かすれば採れるようになるでしょ、と待ち続けてすでに10年経ってしまいました。

というかボクらはまだ遊びだし、採れなくても他に行くだけですけど、漁師の方々は大変だろうな〜と。
もちろん何かしら対策してるんだろうけど、それでもどうしようもないってことなんですかね?

また来年も様子見かなあ。