「街場の現代思想」

内田樹
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4167717735

「現代思想」というタイトルから想像してたものとは違った。
社会の仕組みを文化や知のありかたという面から読み解く感じ。

【文化資本主義】
・教養とは
・新しい階層社会
・流動性
・「バカ組」と「利口組」というさらに身も蓋もない区分
・「階層」と「階級」
・「家庭」文化資本と「学校」文化資本
・「ぽわん」としていられる余裕
・「知らない」と言えるか?
・「経験」と「知識」
・新しい種類の「貨幣」
・プチ文化資本家
・文化的一億総中流化
・「成り上り文化貴族」は必ずや勤勉な差別主義者となる。
・右手で文化資本を作り出し、左手でそれを拝む。
・文化生成の場そのもの
・教養を「道具」と考える

【勝ち負け】
・「犬」
・幻想はきちんと幻想を再生産する。
・自分の現在の「不幸」を他罰的な文脈で説明してしまう思考
・ランティエ
・扶養家族がなく、定職への固着がなく、ある程度の生活原資が確保されていると、人間は必ず「文化的」になる。
・女子大回帰

【常識】
・敬語 - 「自分より力のあるもの」から自分を守る。
・お金 - 商品、交換、人間
・能力主義 - どんな「言い訳」も成り立たない社会
・モチベーション - どうでもいいような理由で仕事をする人間がいちばん「質のよい仕事」をする。
・転職 - 転職できる人間はすでに転職している。
・正しい判断 - 「正しい判断」をしないと生き延びられないような局面を回避すること。
・フリーター - 量的変化が一定の段階を超えると質的変化をもたらす。
・結婚 - 不快に耐え、不快を快楽に読み替えてしまう自己詐術の能力のある個体だけがそのDNAを次代に遺すことが出来る。
・配偶者 - 理解も共感もできなくても、なお人間は他者と共生できる。
・離婚 - 人が離婚するのは、無意識的にではあれ、離婚することを前提にして結婚生活を営んでいるからである。
・贈与 - 反対給付
・大学 - そんなものがこの世に存在することさえ知らなかったような学術的知見やスキルに不意に出くわす場を保障する。
・学歴 - 学歴偏重者と学歴詐称者は精神の双生児である。
・想像力 - 自分が「奔放な空想」だと思っているものの貧しさと限界を気づかうこと。
・倫理 - 社会の全員が「自分みたいな人間」になっても、生きていけるような人間になること。
・生きる - 死ぬことの意味


文化が「資本」になると聞くと、目端の利いたガキは「おっとこれからは教養で勝負だぜ」と算盤をはじく。「これからは読書量が出世のカギらしい」と聞かされれば『世界文学全集』の読破を企て、ぐいぐい読み進む。ぐいぐい読み進むうちに、うっかりサドとかニーチェとかバタイユとかを読み出して、気がついたら出世なんかどうでもよくなってしまった......というような逆説は文化資本主義ならではの味わいである。文化資本へのアクセスは、「文化を資本として利用しようとする発想そのもの」を懐柔させる。必ずそうなる。

なんだこいつら!?

1時間ぐらいのあいだに20人の足あと。
ほとんどが宮城県。
マイミクの顔ぶれが一緒。
とあるセミナー(?)に関係あるらしい。

別にこーゆー人たちがいたって構わないと思うが、
揃ってやってる事が意味不明で不気味だ。
というか怖えぇ...。

一応、要注意ということで備忘録。

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「これからの『正義』の話をしよう - いまを生き延びるための哲学」

マイケル・サンデル著/鬼澤忍訳
"JUSTICE - What's the Right Thing to Do?" by Michael J. Sandel
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4152091312

巷で話題になってたので読んでみた。
ハーバードでの白熱した講義が話題の政治哲学者の著書。

まあ確かにこの種の議論は、議論としては盛り上がるに違いない。
そういう意味では納得。

だけど、はたしてその議論がどれだけ実効的に意義があるかと思うと、そこまで真剣につきあう気にはなれないなあ、というのが正直な感想。
だって、そもそも正義って結論なんて出せっこないじゃない?
それに、もしそこで結論が出たとしても、実際に遂行されるポリシーは政治判断抜きには決められない。例えば「前の世代が犯した過ちについて、私たちに償いの義務があるか?」という問い。そこに正義があろうがなかろうが、それよりも外交上の国益を優先して政策決定されるべきでしょう。もちろん正義と利益が一致するならそれにこしたことはないが、一致しなかったり、そもそも別の次元の話であることのほうが多い。これは国家や国際的な政策でもそうだし、個人レベルでもそうだ。

「どちらが正義か?」なんて不毛な議論にうつつをぬかすより
「どちらを正義としたほうがより利益が大きいか?」を議論すべきでは?
というふうに考えるボクみたいな機能主義的な人間はやはり少数派なのだろうか?
いやまあ個人レベルではいろんな人がいていいと思うが、
政策レベルで機能主義的に考えられないというのはダメだろ。

それと、そういうふうに考えるもう一つの理由は、「正義」を問題にすると
「感情」を優先する勘違いな人たちが湧いてくる嫌いがあるからだ。
先日の北朝鮮の砲撃が国会で話題になったとき、官房長官を
「怒りが足りない!」といって批判した人がいた(らしい)。
仙谷氏もそれに応じて怒っていることを一生懸命示そうとしていた(らしい)。

内田樹氏もブログに書いてたけど、
http://blog.tatsuru.com/2010/11/26_1103.php
それは違うだろうとボクも思う。
そうではなくて、この機に乗じて日本としてどのようにふるまえば
外交上最大限有利な立場に立つことが出来るか、
を冷徹に計算していなくてはいけない。
指導者というものは、そういう人であって欲しいと心から願う。


というわけで、興味深いテーマはいろいろあったけど、「覚え書き」は無し。

宝満山

トレッキング第3弾は宝満山!
標高は829mとか830m(資料によって違う?)

ここももとは修験道の山で
福岡近郊の登山コースではかなりメジャーなところ。
小学生の遠足(?)でも登ったことがある。
あと天満宮で初詣の後、
初日の出を頂上で見るために夜中に登ったことも。
(その日は確か曇ってて見えなかった記憶があるが....)

9:00/太宰府の竃門神社から出発。
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ちょっと登って一の鳥居。
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百段の石段。
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頂上付近は結構な岩場。
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ちょうど2時間かかって登頂。
まあ普通のペースだね。
ちょっとは慣れてきたかな。
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北西側は福岡の市街地と博多湾が一望に。
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天気は良いけど、
気温は低くて(たぶん5℃くらい?)
頂上で風に吹かれるとむちゃくちゃ寒くて
とっとと下山。

「ニューロ・ウォーズ - 脳が操作される世界 - 」

ザック・リンチ著/杉本詠美訳/石浦章一監修
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4781604129

最近の脳科学、特にfMRIによる脳活動の観察や薬物による脳の操作について、社会の各分野で今後起こりうる未来像を交えながら網羅的に紹介した本。ただあくまで科学ジャーナリズムの本で、かつ想像しやすい現実的な事例に焦点をあてていて、なにか実用書的な趣。確かに現象それぞれは刺激的な話だけれど、正直に言うともっと社会学的、あるいは哲学的に踏み込んだ議論を期待してて、そこは思いっきり外された気がする。まあ著者の経歴を見る限り、それも仕方ないのかも。

脳や心的過程が科学的に解明されていった場合、個人的に興味があるのはやはり主体性の問題。例えばある個人がなにか決断を下したとき、その過程の多くの部分が初期条件や入力からの因果関係で説明できるとすると、では主体とはどこに見出すべきものなのか、またその責任をいかに問うことが出来るのか。これまで自明だったいろんな前提が問いなおされるはず。臓器移植が発達したことで、脳死判定に直面し、「生きているとはどういうことか?」と問いなおしたように。

以下、覚え書き。

【法学・司法】
・嘘
・脳情報は裁判の証拠となるか
・犯罪者更生
・犯罪の予兆を見る
【マーケティング】
・広告戦略
・衝動を測る
・誘惑に勝つために脳を鍛える
・脳に幸福を与える製品
【金融】
・成功するトレーダーの脳
・直感を解明する
・インパクトバイアスと共感ギャップ
【愛】
・信じる気持ち
・オキシトシン
・ナッシュ均衡
・協力の神経メカニズム
【美】
・美しいとは何か
・光、音、味
・メタファー
・美の法則
【宗教】
・神
・宗教体験
・宗教専用の神経機構
・神のヘルメット
・共感ミラーニューロン
【戦争】
・神経兵器
・サイコテロ
・改造兵士
・強いアスリート
・人工衛星から脳波を読む
【心を整形する】
・選択的セロトニン再取り込み阻害薬
・赤ん坊が「デザイン」される
・知能を高める薬
・記憶薬品
・ニューロデバイス
【脳のプライバシー】
・精神のコントロール
・脳の自由
・好ましくない思考を許すか許さないか
・ニューロテクノロジー格差
・知らないうちに操作されている