特許出願しました。

5年前ぐらいから開発を始めて、毎シーズン改良を加えながら、
去年あたりでなんとなく完成形が見えてきたかな〜と
思ってた潮干狩りの道具なのですが、

これひょっとしたら特許取れんじゃね?
ぐらいのノリで今回とうとう出願してしまいました。

もちろんそれなりに実績を積み重ねてきていて、
たまにブログにアップしているような近年の漁獲の増加は、
はっきり言って腕や経験値というより
この道具の進化によるところが大きいわけですね。
そこで、一緒に潮干狩りに連れて行った友人に使ってもらったり
してるうちに、せっかくだから100本200本ぐらい作って
みんなに使ってもらおうと思ったのですが、そうなると

どっかの会社が真似して作り始めたら癪だなあ…
などと意地きたない考えも湧いてきまして、
商業的にどうたらというのはあんまり考えてなかったのですが、
いちおう権利として保護できるものならしておこうか、
という感じです。


2013モデルが左、最新の2014モデルが右。

_MG_5253.jpg

徐々に使いやすく効率的に、かつ作りやすくなってきてますが、
先端の形状は初期のものと比べても幅を調整した程度で
結局ほとんど変わりませんでした。
まあホームセンターで入手出来るステンレスFBの規格が
限られてるからですが、これを100本単位で作るなら
シートから切り出していろんな厚さや幅が作れるぞ、
というのが量産化を考えはじめた発端であります。


で、特許ってどうやって取るの?って話ですが、

最初は仕事の知り合いから弁理士事務所を紹介してもらったりして、
話を聞いたり自分でネットで調べたりしていたわけですが、
まあ図面や書類の作成はほとんど本職の延長ですから、
結局そのへんは自分で作成して、
中小企業振興センターの知財相談窓口で内容を見てもらい、
同じビル内の発明協会で手続きをすることにしました。

既存の特許や意匠が被ってないかとか調べるのも
今は素人でもネットでできますし、だいいちン十万の
弁理士報酬が内容の単純さと釣り合わないでしょう?

それと知財相談員の入れ知恵で、
先端の形状については意匠登録もしておくことにしました。
単純なコピー品対策には特許よりこっちのほうが権利が明確で
即効性があるのです。

特許出願料¥15000、意匠登録出願料¥16000の
あわせて¥31000也。

特許については今後実際に権利を得て独占するためには、
20万円ぐらいかけて審査請求をしなければなりません。
そこまでするかどうかは今後の展開次第。


内容については公開前なので全部は載せませんがちょっとだけ。

図面はお手の物ですよ。
いちおう3Dで起こしてみたりなんかして。

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文面の大部分はサクッと書き上げてほぼそのままでしたが、
権利範囲を定義する「請求項」のところは思いの外苦労しました。
物を作り出すときと権利を言葉で定義するのはなんというか
思考の順序が逆というか全然違う発想になるのですね。

141228-1.jpg


ともあれ書類仕事はなんとかひと段落したので、
春のシーズンに向けて物作りも進めていきましょうか。

そうそう、それとなにか良い呼称も考えないといけません。
アイディア募集中。

オトヒメエビ

なんか書くネタがないので、
オトヒメエビの写真でも。

英語だとボクサーシュリンプ。
かなり悪食で獰猛なので、和名はいろいろと誤解があると思う。

ちょっとまえに見つけた抜け殻。
この水槽に来てからたぶん4、5回目。
かなり大きくなってきた気はする。

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ふだんは奥の穴の中にいてあんまり外を出歩かないのだが
(基本夜行性だからね)、珍しく前に出てきた。

_MG_5251.jpg

来たときは赤白2色だったのだが、
途中で胸のところに青が入るようになったのよね〜