さらに上流へ。
- Day:2015.09.18 15:37
- Cat:Fishing
朝一に津留水源から入ってみるもまったくアタリなく、途中で離脱して前回と同じように上流部の探検に。
今回は最上流の橋から入渓して、前回脱渓した水源地を過ぎて、2.5km先で登山道と交わる(はずの)ところが目標。登山道が見つからないとか滝に阻まれるとかで、そこまでたどり着けない可能性もあって、その時は水源地まで戻る必要があるので時間には余裕を持って8時に出発。
ヤマメはちっさいのが時々当たってくる程度。

ほとんどはイワナです。
しかしなかなか食ってくれない。

オスの婚姻色はこんな色になるんですね。
濃いオレンジが鮮やか。

で無事登山道を見つけて脱渓したのが15時。
7時間かかった。
結果はヤマメ1匹とイワナ3匹。
それとGPSトレーサーについて。
これまではiPhoneのエクササイズ用のアプリを流用してたのですが、今回は登山用(?)の「Geographica」使ってみました。ベースの地図がGoogleMapじゃなくて国土地理院の1/25000地形図なので、九州自然歩道とか登山道とかまで記されてる。しかもキャッシュ内に保持してあるので、電波圏外になってもGPSさえ捕まえていれば地図上の自分の位置がちゃんと確認できるという優れもの。地図データを無理に読み込もうとしないからかバッテリーの消費も少ないみたい。

赤線が今回のルート。
九州自然歩道(ここは車が通れる)の内の口近くに車を停めて、そこから一枚野に抜ける道を下って橋のところで入渓。2.5kmぐらい沢を登ってから登山道をつたってまた九州自然歩道に出て、てくてく戻って来るコース。
まあ地形図自体が古いのは問題ですかね。一枚野に抜ける道は最近できたので表示がないし、脱渓地点は途中の点線の登山道を探したもののもうなくなってるのか見つからず、その先の北谷(で点線が交わってるところ)を目指そうと進んでいったら、川の分岐点のところに新しい黒岳方向の登山道ができてるのを見つけてそこから上がりました。
電池は脱渓時に40%ぐらい残ってたので、丸一日行動するぐらいには足りますね。
九州自然歩道から黒岳方向。

途中で鹿さんに遭遇。
お互いじっと見つめ合ったまま緊迫した膠着状態。
こちらがちょっとでも動くと逃げ出しそうです。

大谷川に来るようになって最初の頃は向こうの方が先に気づいて逃げ出す時にようやくこちらが気がつくぐらいだったのですが、最近は逃げる前にこちらも見つけるようになって、今回初めてカメラを構えてシャッター押すまで逃げずにいてくれました。北海道のエゾシカのときはもっと簡単に近づけたんだけど、やっぱりこっちのは警戒心が強いんでしょうね。
2枚目撮ろうと構えなおしたら林の中に駆け込んで、「ピューン」とか「キュイーン」とかいう感じの機械的な甲高い警戒音で鳴きます。他にも何頭かいたみたい。
次回は望遠レンズつけて行こうかな。