ベトナム旅行(2)

  • Day:2016.11.28 21:03
  • Cat:Travel
チェックインできるまでまだ時間があるので、ドラゴンフルーツのウェルカムドリンクを頂いたあとは、とりあえず荷物だけ預けて昼食に。

なんでも地元の人たちに人気の海鮮のお店とのこと。
まずはこういう感じで食材を選びます。

161123-5.jpg

奥にメニュー表がありますね。読めませんけど、基本的には食材をグラムいくらで買って、あとはその調理法を指定するシステムのようです。


ついマジマジと水質維持システムなんかも覗いて見てしまいますが、結構ちゃんとしたもののようですし、生体の管理も行き届いているのか、魚も貝も甲殻類も調子の悪そうなのはほとんどいませんでした。それに日本では採れなくなってしまったタイラギなんかも大量にあって、甲殻類もサイズがひと回りかふた回り大きくて、種類も多くて、それがこの大衆店ですからね。日本の水産資源の悲惨な状態とつい比べてしまいます。「ざうお」とかこれに比べるとほんとショボいもんな。


おなじみハマグリ。
若干日本のものとは形が違うシナハマグリでしょうか。たぶん初めて見ます。単体で比べるとちょっと見分けられる自信がないですが、あるていど数が揃うとわかりますね。

161123-18.jpg


30cm以上ある巨大なシャコ。1匹5000円もする超高級品でした。

161123-6.jpg


オオモンハタっぽいですが、点がまばらだし、アラみたいなでっかい口ですね。違う種類かな?

161123-7.jpg


で、席で待ってるとさっき選んだ食材が料理になって届きます。まずはエビ!

161123-19.jpg


オオモンハタもどきも。

161123-8.jpg

美味しいんだけど辛すぎていまいち堪能できず。
残念。



ホテルに戻ってからチェックイン。
大人数なので部屋はプール付きのヴィラです。
1棟単位の料金システムですが、割ると1泊ひとりあたり15000円ぐらい。

161123-17.jpg

(つづく)

ベトナム旅行(1)

  • Day:2016.11.26 17:30
  • Cat:Travel
以前ホーチミンのほうには行ったことがあるのですが、今回は北部のハノイと中部のダナン・ホイアンです。ハノイに赴任中の知り合い家族がいるんですが、年度中で任期が終わるらしく、優秀な現地ガイドの彼らがいるうちに行っとかなきゃというわけです。

昼過ぎにハノイに着いたらまずタイ湖(西湖)そばの知り合い宅に荷物を置いて早速街へ。
相変わらず何がどうなってるのかぜんぜんわからない交差点。

161123-2.jpg


そしてフォーボーで腹ごしらえ。
ネギたっぷりの牛肉のフォーです。

161123-1.jpg


カフェでお休み。

161123-21.jpg


またしばらくフラフラした後はイタリアンで夕食。
マンゴーに生ハム。
もうちょっと生ハムに塩気が欲しいところ。

161123-20.jpg


さらに歩行者天国になってた大聖堂からホアンキエム湖周辺を散策。

161123-3.jpg


この辺りはThe North Faceのザックやウエアを売ってるお店が多いんですが、話によるとハノイ近郊にある工場からの横流し品らしいとのこと。数件回ってしばらく物色してましたが、ザックやレインウエアの生地や縫製は確かに本物っぽい。ただデザインは日本のショップでは見たことないものばかりなので、中国かどこか向けの製品の横流し品か、材料や技術を持った工場が別ラインで勝手に作ったものが出回ってるとか、たぶんそんなとこでしょうか。あ、防寒系はぜんぜんないですね。化繊のインシュレーターの入ったジャケットがいくつかあったけど、フリースやダウンジャケットは皆無。そもそもここでは需要がないのかな?

んで20リッターぐらいのデイバッグをひとつ購入。200000VND(1000円)也。



翌日、朝は家の近くの食堂で朝食。
これ何て言ったっけ?(ブンボーナンボーというらしい)
ブンに牛肉と野菜たっぷり、少なめの甘いスープ。ナッツとカリカリに揚げた野菜がアクセント。いろいろ食べた中でこれが一番好きかも。

161123-4.jpg


それから飛行機で中部のダナンへ。
ホテルはフラマ・リゾートです。

161123-9.jpg

(つづく)

漁師のみなさんと掘ってみました(2)

前回の試し掘りの結果を踏まえて、幅15cmのハマグリ専用モデルを2本試作しました。

前回はとにかく耐久性を持たせるために単に2mmのフラットバーを曲げただけでしたが、今回はちゃんとハマグリモデルとしてグラインダーで片刃に研ぎました。うん、案外普通に潮干狩りにも使いやすいかもしれませんね。曲げの工程がちょっと少なくて済むから楽だし。

161113-1.jpg


それを持って2回目の試し掘りです。

今回は前回の漁場より河口側に200mほど移動したポイント。天気は良いですが、ちょっと風があって内湾とはいえ波立ってます。しゃがみ込んで掘ってるとたまに顔まで波を食らいそうですが、まあみなさん普通に掘り始めました。でも女性とかおじいちゃん達は膝下ぐらいの比較的浅い場所、ちょっと体力あるおっちゃんは腿ぐらいの場所で掘ってますから、そのへんの影響はあるのでしょうか。

161113-2.jpg


相変わらずハマグリ多いです。

161113-3.jpg

ちなみにこのハマグリの殻が白く傷ついたようになってるのは、表面のエナメル質が溶ける現象で、この周辺ではけっこう多いとのこと。原因は砂質なんだそうです。

酷いものは商品にならないので掘った端から仕分けしてました。で自家消費か近所に配る用、もしくは再度海に放流するかするみたいですが、なるほどそれによって資源が保たれてるのかもと思う反面、それが人為的な淘汰圧となって年々エナメル質の弱い個体が優勢になってきてるのではないか? という懸念もありますよね。

どこか別の環境を整えた場所で畜養したりしたらエナメル質が復活したりしないのかな?



カイカキの方は前回よりずいぶん使いやすくなったと好評でした。

特に某おっちゃんは開始10分ぐらいにカイカキに持ち替えてから、あとはずっとカイカキで通してました。コツをつかむのが早いんですかね。濁った水中を掘ってるので、実際に手元がどんな動きになってるのか言葉とジェスチャーで聞いて想像するしかないのがもどかしいんですが、そのへんが普段の潮干狩りと違って今回カイカキを勧めるのに苦労してるところ。しかもみなさん草刈り鎌を使うのに慣れてしまってますからね。カイカキに適した掻き方とか掘り起こし方とか左手の使い方とかを、それぞれで試行錯誤してつかむにはそれなりに時間がかかるようです。

でもそのおっちゃんに話を聞いたもうひとりも、最後30分ぐらい使ってそこそこ調子よく掘ってたので、当事者同士で話をするとちゃんと伝わるみたいですね。ちょっとホッとしました。

でその二人と話をして、さらに2cmぐらい狭くしたものを作ることになりました。キリよく125mmにするかな。とりあえず2本、いわゆるβ版ですが納入決定。それをさらに春まで使い込んでもらって、改良するところがあれば改良していくことにしましょう。


一回の出漁でだいたい2時間ぐらい掘るんですが、その収穫がこんな感じ。13、4kgぐらい? と言ってましたが、右の大きい網が出荷用で左が自家消費用?ですかね。さすがに潮干狩りとは桁が違います。

161113-5.jpg

漁師のみなさんと掘ってみました。

9月の終わり頃でしたか、カイカキのHPにとある漁協職員を名乗る方から問い合わせがあって、ハマグリ漁業者の負担軽減のために使えるのではないかと検討中とのこと。

最初、というか何度かメールでやりとりしてもいまいち意味がわからなかったわけです。だって漁で効率良く採りたいならジョレンでもなんでも使えばいいのでは? なぜカイカキ?

まあ実際に掘ってるところを見てみたらわかるだろう、ということでとりあえず見に行ってみることにしました。

それとカイカキはやっぱりレジャー用の道具ですから、はっきり言って漁業用に使うには華奢です。年に数回程度の潮干狩りをより快適に疲れを少なくする目的で作ってますから、軽さや扱いやすさを重視してます。年間何十日、一人頭1トン近く? 掘るようなヘビーユースに耐えれるとはとても思えない。というわけで事前に聞いた情報から推察して、刃を強化した漁業用バージョンを試作して行きました。


10月の終わり。例年だと11月〜3月が漁期とのことですが、今年は潮の関係やTVの取材が入ったりとかの都合で、この日からスタートです。昼過ぎに出港。小型船で漁場まで行きます。

この上半身というか頭まであるウエーダー? 面白いですよね。真冬に海水に浸かって掘るには確かに必要だろうなあ。

161103-1.jpg


が、漁場は漁港のすぐそばで、道路からも岸壁の階段を降りてすぐのところでした。歩いても来れるけど、まあ10kgもハマグリ抱えて帰ることを考えると船で来るしかないか。あ、もちろん漁業権が設定されていて一般の潮干狩りの人は採ってはいけない場所ですので悪しからず。

161103-2.jpg


大潮の干潮2時間半前で水深は膝上ぐらいの場所です。最干潮時には干潟が露出するでしょうけど、話を聞く限り水没してるうちに掘って2時間ぐらいで終わるようなので、水中を掘るほうが楽なのでそうしてるんでしょうね。底に膝をついて右手に持った草刈り鎌(短いタイプのやつね)で探索、ハマグリが当たると左手で探って取り上げ腰の網に入れる、という感じで見る見る収獲していきます。

161103-3.jpg



まあ大体わかりました。

漁場の場所や水深、砂質を考えると確かにこの方法が一番適してそう。特に高齢者や女性だと重いジョレンなんか体力的に厳しいし、しゃがみこんで小さな道具でゴソゴソ掘るのが効率的でしょう。

それとなによりこの貝の密度。潮干狩り感覚でカイカキをひとかきすると大抵1個、多いと3個ぐらい4〜6cmのハマグリが当たります。

161103-4.jpg

ジョレンを使わないことなども含めて漁期や重量をしっかり規制してるんでしょうね。資源管理が上手くいってるようです。しかもこれだけ数がいればむしろジョレンなんか使うより小さい道具のほうが効率的になるわけです。


で、カイカキも何種類か使ってもらってインプレッションをもらいました。

まとめるとやはり、カイカキの場合も潮干狩り(特にアサリ)の時に考えるように「抵抗が大きくなっても幅を広くしてとにかく広い範囲を探る」のではなくて、逆に「広い範囲を掘らなくていいから、幅を狭くしてできるだけ軽くサクサクと掘れるように」したほうが良いだろう、ということになりました。貝が少ないときは広い範囲を探るのがなによりのメリットになるんですけど、そういう状況ではないわけです。

たぶんハマグリ専用モデルをベースに、幅を15cmぐらいにする感じでしょうか。

実は県によって(特に関東地方)は漁業規則で潮干狩りに使える道具の幅も規制されてるところがあって、15cmタイプを構想していたところでもありますから、それと兼ねられれば好都合なんですけどね。まあ次の潮までに試作してまた使ってもらいましょう。

161103-5.jpg