南蛮柿の天ぷら
- Day:2017.09.25 17:27
- Cat:Travel
今年2回目の天草、「5足のくつ」。
前日の夜から午前中にかけて九州南部は台風の直撃を食らってましたが、宿に確認すると料理や部屋の準備はぜんぜん大丈夫とのこと。道中がちょっと心配でしたが、とりあえず様子をみながらの出発。が、案の定高速ではなかなかの雨と風だったので、熊本で降りて待機。久しぶりに下通りアーケードをふらふらしてみました。
昼食は「紅蘭亭」で夏野菜の太平燕。

買い物したりコーヒー飲んだりして時間をつぶして、1時をすぎたら雨風も落ち着きそうだったので出発。宇土半島に出て海が見えだした頃には遠くに青空も見えてきました。
いつもハマグリを掘ってた住吉海岸。
今年は結局一回も来れなかったですけど、来年は掘りたいなあ。

宿に着いたら早速お風呂に入ってからバタバタと食事へ。
お造りはアコウ(キジハタ)にミズイカ、カンパチ。

蟹の真薯のお椀に鯖の握りときて、エビとタコの石焼き。
食べるのに時間をかけすぎなのか石の火力が足りませんでした。

で、天ぷらはイチジクと松茸。

このイチジクの天ぷらは初めて食べたけどちょっと衝撃的でしたよ。中がトロッとしてるだけじゃなくて、生のときのあのぼんやりした甘みや酸味もくっきりと表に出てくる感じ。
あまりにもショックだったので帰りにイチジク買って、家で「とりあえず加熱したらいいのか?」と思ってホイル焼きにしてみたけどやっぱりイマイチでした。青臭さと皮のエグ味は油で揚げないと取れないんですね。まあイチジク自体も違うのかもしれないし。ちなみにイチジクは普通「無花果」ですが、献立書きには「南蛮柿」と書いてありました。伝来した当時はそう呼ばれたらしい。
そういえば、一緒に出てきた松茸の味はぜんぜん覚えてないです。
それからアコウと玉ねぎとクレソンのしゃぶしゃぶ、その出汁で雑炊。

翌日は朝食のあとお昼近くまでお昼寝して出発。
台風一過でカラッと晴天の海。
前日よりはちょっとモヤがかかってますけど、長崎の野母崎半島までくっきり見えます。

お昼ご飯は前回ウニ丼を食べた本渡の「ひらはた」です。
今回はこのお店の本来の看板メニューになってるカワハギ丼。

いや、肝醤油は反則やろ。
美味くないわけがない。
それから最後は普段あまり行く機会のない山鹿方面へ。
七城メロンドームを冷やかして不動岩を横目に見つつ山鹿の古い町並みの残るエリアへ。
八千代座は見学時間ギリギリに着いてバタバタと見て回りました。

つい鉄骨の補強とか新設された電気配線の隠し方とかのほうに目がいってしまいます。