屋久島の手痛すぎる歓迎ぶり
- Day:2019.05.05 00:08
- Cat:Outdoor
今年のGWはなんとか4日間の時間を確保できて、宿も交通機関もほぼ希望通りに段取りできて、しかしやっぱりというかよりによってというか天候だけはどうしようもありませんでした。まあ週間予報が出たときからずっと悪天候は覚悟してましたが、これほどとは。。。
4/28、初日。
鹿児島まではお初の九州新幹線で。
そこから高速船に乗って約2時間。
4時間ぐらいで着いちゃうんですね。

んで、着くなり暗雲。
雨も降り始めました。

この雲に隠れたずっと奥に縄文杉や宮之浦岳があるんですね。
しかし緑が濃くて険しそうな山。
翌29日は縄文杉トレッキングの予定。
同行メンバーが山初心者で体力的にも多少不安があったりなのでガイドを予約してて、その事前打ち合わせとか登山バスのチケット買ったりとかいろいろしながら、
明日の予報を見ると最悪の展開。

ん〜、自分ひとりだとしても迷いますね。
まあ縄文杉まで行くことが可能か不可能かと言われれば可能なんでしょうけど、断じて楽しくはないし写真もロクに撮れそうもないし、予報だと30日のほうがまだマシ(といってもずっと2、3mm程度の雨)そうだし、同行メンバーの体力等考えて、結局ガイドはキャンセル、30日にガイド無しで登ろう、ということにしました。
この日の宿は「民宿屋久島」。
夕飯に早速出てきました、トビウオの唐揚げ。

4/29、2日目。
まる1日予定が空いたものの大雨の予報なので、レンタカーで普通に島内観光。
ガジュマル公園。

お土産屋を漁ってからお昼ご飯は「かたぎりさん」でトビウオのひつまぶし。

さらに島南部に足を伸ばしてカフェ「nomado cafe」。
ここではなぜか黄緑のギョサンを購入。
ここに向かう途中かな? 県道脇の柵にヤクザルが座ってましたよ。
それから明日の朝食にと「ペイタ」でパンを購入。
あ、その前に千尋(せんぴろ)の滝を見に行きましたけど霧で真っ白。
なんにも見えないなか轟音だけが響いてました。
気を取り直して大川(おおこ)の滝へ。

それから西部林道。
世界遺産区域を走る唯一の車道ってことですが、雨天ということもあって普通にヤクシカがいます。
しかも車を見ても逃げない。

と、生き物の気配を探しながら西部林道の真ん中あたりまで進んだときでした。
対向車の気配には気付かず、、、

地元の人の運転する車と接触事故。
雨音で車の音は聞こえなかったし、カーブミラーもなかったし、まあ不運としか。
とにかく車が動けなくならなくてホントによかったと思います。西部林道のど真ん中で日も暮れてきて土砂降りの中、携帯の電波なんて10km以上歩かないと入らないようなところ。しかも17時以降通行禁止で他の車も通らないかも。下手すればエンジンもかからない車で車中泊? そうでなければ永田まで3時間ぐらい歩いて助けを呼びに行くか、とかいう悲惨な事態に陥るところでした。それでもトレッキングの装備一式積んでたからなんとかなったとは思いますけどね。
で、やっとの思いでたどり着いたこの日の宿は永田の「送陽邸」。
ここには2晩お世話になります。

宿に着いてからも警察と対応したり、レンタカー屋に車を見せに行ったりいろいろ。
ようやく落ち着いて明日の予報を見たら、

今日より酷い。(T-T)
4/30、3日目。
というわけで縄文杉トレッキングは断念。
明け方のまだ雨が本降りにならない時間帯を狙って近くの堤防と磯でルアー投げてみました。
が、相手にしてもらえず。
まあまあのサイズ感のあるボイルが2、3回あったので、魚はいるんでしょうね。
次回はちゃんとした装備で臨みたいところ。
のんびりと風呂に入って朝食をとってから、この日も島内観光。
といっても見るものは見たし雨だし、登山バスのチケットを払い戻ししたあとは、お土産屋とかお茶とかランチとか。
ランチは「すし将」。
まあこの天候ですから地物がいまひとつでしたね。
お茶は「樹林」。
ここは日吉眞夫という人が発行していた島の季刊誌「生命の島」の編集室でもあったところ。
実はうちの母も以前はよく来ていて、雑誌に紀行文を投稿したりという話を聞いていたので寄ってみました。
今でもバックナンバーが読めるようになってましたよ。
そしてコーヒーも思いのほか美味かった。
で、夕方には雨も上がって空が明るくなってきました。

夜は炭火で魚介類と野菜のBBQ。
あ、鶏もあったかな。
そこらで採ってきたっぽい筍とかジンガサとかが良い感じです。

最後にはすでに出来上がってる宿のおっちゃんが席に来て、しばらく話をしました。
宿を作る話とか島に移住してくる人達の話とかビョークの話とか。
また行きますね。
5/1、最終日。
いいがげん行くとこもやることも無くなってきました。
とりあえず最終日じゃないと買い辛かった苔玉とかガジュマルの苗とか購入。
ランチは「屋久どん」。
最後にジェラート屋さん「そらうみ」。

しかしタイトルのとおりの旅でしたね。
まあ案外行きやすいところだと思いましたし、また近いうちに行くことになると思いますが。
普通に山に登ったり釣りしたりしたいです。