ヤマドリさんと一緒に魚釣りしてきました。

前回に引き続き大野川上流部。
ここは途中にエスケープルートがなく遡行に丸1日かかるなかなか骨の折れるコースです。

入渓早々ヤマドリに遭いました。

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かなり薄暗い中必死に撮りました。
あとでいくらでもシャッターチャンスがあるとは思わなかったのでですね。
珍しい鳥と聞いてましたが実物見るのは初めて。
やたら赤いなと思って帰って調べたら、九州の北中部にすむアカヤマドリという亜種らしい。

立派なオスの成鳥です。
肩から背中の羽根に独特の光沢があって、ちょっと明るいところに来ると鮮やかな赤に輝きます。
ホント綺麗。

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目のまわりの赤も鮮やか。
尾羽は思ったほど長くないですね。抜けちゃったんでしょうか?
頭の羽根が若干逆立ってるのはやっぱり緊張というか警戒の表れか。
足には鋭い蹴爪もあります。
このあと思い知ることになりますが。


普通に向こうから2、3mの距離にまで寄ってくるので、最初「ええ?ヤマドリって人懐っこいんだな〜」とか思ってましたがとんだ勘違い。
彼は縄張りに侵入した不審者を追跡・監視する習性があるようです。
ネットにも山菜採りの人について回るとか記事がありました。

実際、そんなに必死になって威嚇とか攻撃して追い払うという感じでもなく、まさに追跡・監視という感じです。
釣りをしてる間じっと後ろや隣で見てる。そして移動すると一緒にひょこひょこついてくる。


良い感じに近くに寄って来るのでセルフで2ショット。
横でじっと観察してます。
かわいい。

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で、たまについてこなくて距離が開いたな〜と思うと、背を向けた瞬間飛んできて(たぶん狙って)すぐ耳元をバサバサッとかすめ飛んで驚かす。これはたぶん威嚇なのかな。5、6回ありました。

あと向こうから近寄ってくるのは写真にあるように2mちょっとまでですが、こちらからさらに近づいても特に逃げません。
が、それで時間かけて写真とか撮ってるとだんだん興奮してきて、興奮が限界になると飛びかかってきて足蹴りを喰らいます。
さすがに脚は強いですね。
「ごめんごめん、もう邪魔しないから魚釣りだけさせてね。」

動画も撮ってみました。
ちょっと興奮し始めてるのがなんとなくわかるでしょうか。
この直後の足蹴りまで撮れなかったのが悔やまれる。





いちおう魚もちゃんと釣ってますよ。
前半はヤマメが元気でした。

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飛び蹴りとか何度か食らったあとの写真なので羽根がちょっと乱れてます。
でも基本そんなに気性の荒い感じではなくて大人しいです。

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というわけでもう一度セルフで2ショット。
この2mちょっとの距離がだいたい定位置です。

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こんな感じでいろいろやってると彼の行動がだんだん理解できてきて親近感がわくというか、友達になれたみたいで途中からなんか楽しくなってきます。
けどこのあとしばらくしていなくなっちゃいました。
縄張りを出て行くまで見送ったってことでしょうね。
だいたい4時間ぐらい、距離にして800mほど一緒に登ってきたことになります。
楽しかったな〜。寂しいな〜。



この日最大のイワナ。
尺あるかな〜? と思ったけど28cmでした。

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ルート後半は両岸の傾斜が若干緩くなるので明るい場所も多くなってきます。
もう何度も通ってますが、ルートが長いこともあって全然飽きない。
新鮮な感じでポイントが続きます。

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後半はもうイワナだらけ。
超元気です。

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ラストスパート。

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普段なら7、8時間ぐらいで登りきるルートなのですが、ヤマドリさんといろいろ遊んだおかげで10時間もかかってしまいました。
これが9月後半だと車に戻る頃にはもう暗くなりかけてますね。
ちょっとまずいかな。ヘッドライト持って来るようにしよ。


本日の釣果。
なんだかんだ釣れまくってイワナ×19、ヤマメ×4で初の20匹超え。
ヤマドリさんのお導きですかね。

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楽しかった。
また行ったら会えるかな〜?


今回のログ。
https://yamap.com/activities/4048829

Comment

素敵な写真!
本当に、こんなに美しい鳥なのですね!!
そして、このあたりにもいるのね。

少し前に初めて存在を知り、検索した時の画像とは比較にならないくらい、綺麗な赤。
その名がつけられたワインは、まさに写真のやまどりさんの色そのまま。
今更ながらに名付けに納得しました。
もちろん、味もとても美しい!
貴重なアレコレ、見せてくださってありがとうございます。

ちなみにワインの名は
「やまどり舞う」
でしたが、本当のところは
「やまどり飛び蹴る」
なのかもしれない。
  • 2019/07/14 16:53
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